基礎知識
インターネット上には、アスカに関する様々な技や攻略が載っています。
ですが、それらの情報はあるダンジョンに特化しすぎていたり
掲載されている技が多すぎて一度には覚えきれなかったりと、
慣れていないプレイヤーには、使いこなしきれないケースもあることでしょう。
ここでは、多くのダンジョンで使える、基本的(かつ、有用)な考え方をまとめます。
上級者には当たり前のことばかりかもしれませんが(^-^;
0.目次
1.ナナメ歩きを軽視しない
2.アイテムは惜しまない
3.ワナを活用する
4.「弟」の印は強い
5.矢を有効利用する
6.アイテムのバランスを考える
7.危険を素早く感じ取る
基本中の基本です。ナナメ歩きには
「最短距離を進めるため満腹度が減りにくい」
「モンスターから逃げるときに追いつかれない(追いつかれにくい)」
「無駄な動きがないためワナにかかりにくい」
といった利点があります。ムーロン系・矢系などのモンスターと間合いを詰めるときにも使います。
(ワナが怖い場合は相手が近づいてくるのを待つ方がいいケースもあります)
また、一発のワナで致命的となるケースもありますので、ナナメ歩きをすると同時に
「一度通った場所(部屋の中)は忘れない」
ことも重要になります。
ワナは素振り(空振り)すれば発見できますが、これの応用として
一度通った道ならワナが見えることを利用したものです。
特に裏白蛇や幽幻魔天のようなダンジョンでは重要なポイントとなるでしょう。
部屋の通り方によって、ワナにかかる確率が最高で半分近くにも軽減できます。
素振りだと余計なターンがかかり、危険を招くのが欠点となります。
言うまでもありませんが、重要度は アスカの命>アイテム です。(正確には命ではありませんが、いい表現がないためこう書きます。)
HPが減ってあと1ターンでやられる可能性がある時に、外れるかもしれない剣を振るなど言語道断です。
攻撃をはずしてしまったら全てを失います。アイテム1つを惜しんでいる場合ではありません。
常に
「次の攻撃は外れるかもしれない」
「アイテムを投げても外れるかもしれない」
ということを想定してアイテムを使っていきましょう。
慣れないころはアイテムを使うのは惜しいかもしれませんが、アイテムはダンジョンを進めばまた落ちています。
むしろ、大切に持っていても最終的に持ちきれなくなることもあるので、どんどん使っても問題はあまりないです。
(もちろん、確実にピンチを切り抜けられるなら、重要度が低いアイテムから使っていった方がいいです。)
このことは、7.危険察知 でも似たようなことを書きます。
まぁ、浅い階で「今回はアイテム運が悪いからやられてもいいや」という場合は攻撃してみても良いでしょうが・・・
ダンジョンによっては憎たらしいワナですが、ワナによっては使えるものも多いので
ワナを見かけたら無視せず、利用できないかちょっと立ち止まって考えてみましょう。
慣れれば、自然と体がワナに反応するようになります。
・具体例
「矢のワナ(木、鉄、毒)」
定番です。壁際にあればワナの上にアイテムを投げて矢を集められます。どんどん集めましょう。
10マス離れたところからアイテムを投げても大丈夫です(大部屋モンスターハウスなど)。
ふきとばしの杖があればワナもふきとばせるので、壁際にもっていけば利用できます。
「装備はずしのワナ」
未識別の武器や盾がある場合、普通は装備するには呪いが怖いのですが
このワナがあるところで装備すれば問題ありません。呪われていても装備は外れますから。
「地雷・大型地雷」
周りのモンスターを全て倒せるので、緊急事態の時にこれに頼ることはあります。
また、まずそうなおにぎりを焼きおにぎりにすることもできます。
「モンスターのワナ」
普段は憎たらしいワナですが、特定の階層であるモンスターを出したい場合(ペリカン待ちなど)場合や
経験値を稼ぎたい場合、転ばぬ先の杖を遠投したい場合など
いらないアイテムや1本の矢をモンスターに変えるケースは意外とあります。
トドが出る階層でも有効かもしれません。
「落とし穴」
次の階に行けるかどうかはダンジョンによるのですが、緊急回避や即降りの手段としてはかなり有効です。
「バネ」
不確定要素もありますが、その場の状況から逃げられるので高とび草代わりに使うこともできます。
「転び石」
車輪のやいばを持っていたりすれば、モンスターからアイテムを集めまくることができます。
また、「車輪のやいば」や「出せないエレキ箱(HP0)」をモンスターに向かって投げると足元に落ちる(ワナにかかる)ので、
デロデロの湯や鈍足のワナ、眠りのワナなどが非常に利用価値が高くなります。
(秘技「軟投」「気合投げ」でも応用できます。)
ワナ利用系ダンジョン(カカ・ルー、銀猫魔天)ではまた利用方法が異なるものがあります。
既にお世話になっている人も多いかもしれませんが、特に盾への「弟切草」合成は効果が高いです(ペリカン合成に限りますが)。
受けるダメージが全て軽減されるのはもちろん、1対複数になった時もある程度耐えられますし、ドラゴンの炎や
戦車系の大砲の弾ダメージにも満遍なく効果があるのがうれしいです。
また、弟印を複数つけることによって「回復モンスター」を作ることもできます。
ゲーム後半では非常にダメージが痛いモンスターがいますが、不幸の杖や水がめで攻撃力を下げたモンスターをそばに連れていれば
そのモンスターの攻撃を受けるたびにHP回復できるので、しのぎのテクニックとしてかなり利用できます。倍速の杖もありです。
(3回攻撃のラシャーガに水をかけ、弟印3つなら1ターンでHP27回復が可能です。アークドラゴンの炎にもかなり耐えます。)
ダンジョン後半では他の印も重要なため、ある程度うまくなってくると一度は弟印を避けるように
なるかもしれませんが(私もその1人(爆))、全般的に見れば弟印の価値はかなり高いのではないでしょうか。
もちろん終盤でも使える印です。
ワナから回収できることもあり、ほとんどのダンジョンでは矢が手に入ります。
矢は攻撃力も高いですが、
「アイテム欄1つで99本持てる」
「1本の矢を1アイテムとして使える」
「補給しやすい」
などといった条件から、かなり使えるアイテムと言って良いと思います。(装備品や白紙に比べると地味ですが・・・)
具体的には、
「強いモンスター、特殊攻撃がやっかいなモンスターを近づける前に倒す/HPを削る」(代表的な使い方ですね)
「1本の矢を変化の壷に入れる/にぎり変化におにぎり化してもらう/モンスターのワナでモンスター化する」
といった利用法が主になるでしょう。
どちらの使い方も重要で、他の強力アイテム消費を抑えられるのが強みです。
回収方法は拾う、買う以外にも
「ワナを利用する(ふきとばしの杖があればやりやすい)」
「柱部屋(1マスごとに柱がある部屋)や中央壁(カカルー8Fなど)がある部屋でボウヤー/コドモ戦車に壁ごしに打たせる」
「飛ばずの巻物を使う(イカリの杖、倍速の杖などがあれば最高。銀の矢も可能」
「部屋のの入り口から斜めに11マス離れたところでコドモ戦車の空打ちを待つ」
「部屋のはじっこを削ってボウヤー/コドモ戦車に打たせる(長方形でない部屋のみ)」
「大部屋(大き目の部屋)でボウヤーなどから離れて少しでも回収」(鈍足の杖があれば集めやすい)
「盾を強化(弟印もあり)して、ひたすらボウヤー/コドモ戦車の攻撃が外れるのを待つ」(どうしても必要な場合)
「オヤジ戦車・イッテツ戦車のレベルを下げ、上記の技を使う」(イッテツ戦車が出る階層まで有効なので中盤まで利用可能)
ダンジョンによっては「矢の切れ目は命の切れ目」、とまで言ってもいいぐらいのアイテムだと思います。
だからといってケチっても仕方がありませんが(笑) 回収できるチャンスは逃さないようにしましょう。
特に序盤で回収できるケースが多いので、赤文字の技が使えそうなら99本集めるぐらいの手間は惜しまずに。
ちなみに矢は種類がけっこうありますが、会心の矢は集めいにくい割に効果は期待するほどでもないので
無視してしまっても差し支えありません。かまいたちの矢もケースによりますが、集めにくいので銀の矢優先です。
毒の矢も、通常は必要ありません。基本は木・鉄・銀3種(木・鉄はどちらかだけでも可)で十分です。
持ち歩くアイテムにはいくつか種類があります。簡単に分類してみます。実は分け方はどうでもいいのですが。
(1)装備品
普段使う武器や盾、腕輪、矢です。予備の品を持つこともしばしば。
(2)緊急回避用アイテム
ピンチの時に使うアイテムです。バクスイの巻物、混乱の巻物、すばやさ草など
(3)状態回復系アイテム
おはらいの巻物、困ったときの巻物、食料など
(4)必要な場面までとっておくアイテム
すいだしの巻物、大部屋の巻物、あかりの巻物、メッキの巻物、高額アイテムなど
(5)合成素材
命の草(回復の剣用)、+○の武器/盾、弟切草など
(6)保険アイテム
復活の草、転ばぬ先の杖など
アイテムは上で挙げた分類より、そのアイテム単品の威力に目が行きがちになりますが、
重要なのはその時点でのバランスを考えて持つ/捨てるアイテムを選択するということです。
種類別の考え方です。
(1)装備品については、普通の人は持つでしょうからあまり問題はないでしょう。場合によっては武器捨てもありえます。
(2)については、最低1つはキープしておくように心がけましょう。保存の壷の数にもよりますが、できれば2つ以上、普段の戦いで辛ければ多めに。
(3)は、過度に持ちすぎないよう注意。餓死が嫌いでおにぎりを大量に持つ人もいますが、効率がいいとはいえません。アイテム欄圧縮の工夫を。
(4)も、いくらすいだしが便利だからと大量に持ち、(2)のアイテムを持つ余裕がなくなるようでは辛いです。(基本的には。)
(5)は、戦略上重要なので装備が整った序盤〜中盤ではたくさん持っておきたいですが、過信は禁物。(2)キープは基本。
(6)はあった方がいいです。ただし壷の中に入れられないのでそこのバランスにも注意。通常は1つずつ出しておけばOK。
その階のモンスターに対して、楽に戦えるなら(2)のアイテムは少なめで構いません(終盤除く)。
その代わり、(5)や(4)をためておきましょう。といっても、(4)がすぐに必要になるケースはあまりないのでそこは注意。
嫌な敵が増えてきたら当然対策を立てていきます。その場合(5)は重要なものだけ持ち歩くようにしましょう。
大まかに言えば、(3)は常に必要量を、(5)は序盤〜中盤、(4)は中盤からキープ、(2)は少しずつ増やしていく感じでしょうか。
アイテムの各論については、白蛇島攻略の時にまた書きます。
何度もプレイをしていると、やられ方のパターンというのはある程度決まってきます。
(1)アイテムをケチった。
言い訳の余地がありません。
(2)アイテムを失って一気に非勢になった
ケンゴウ系に装備をはじかれ失う、転んで水路にばらまく、ノロージョ系に呪われる等…
このケースはけっこう多いと思います。で、当然ですが、これらの危険が潜む階層では
いつも以上に注意しなければなりません。
必着の腕輪、装備をはずして歩く、転ばぬ先の杖、水がれの巻物、あかりの巻物、おはらいの巻物多めに、
重要アイテムは足元へ置く、ワナを確認しながら歩く、めぐすり草を使う…
対策はたくさんあります。モンスター分布がある程度わかったら、注意しましょう。
(3)ワナや危険なモンスターがらみ
一歩動いたら眠りのワナ、ねむり大根、にぎり親方、イカリパ王やゲイズ系等…
場合によってはどうしようもないこともありますが、プレイヤーの意識次第で相当リスクを減らせます。
モンハウ等でのタイガーウホーンは軽視しない、強いモンスターの近くでむやみに動かない(ワナ対策)、
あかりの巻物を使う、対策アイテムを持つなど。
ワナがらみは一瞬でやられることもありますが、「一歩先には眠りワナがあるかも」と思えれば
その前に対策を立てられないこともないでしょう。
特にモンスターハウスやモンスターが多い部屋での動きには注意しましょう。1ターン犠牲にしての素振りもあり。
(4)力の限り戦ったが、アイテムも尽きやられた。
こうなってしまえば諦めもつきます。
ただし、そこへ行くまでの戦略が正しかったかどうか(アイテム取捨選択など)見直す余地はあるでしょう。
(5)ミスで一瞬でやられた
店長にダメージを与えてしまった、泥棒になってしまった、操作を誤ったなど。注意する以外どうしようもありません。
アイテム運がいい時、クリアできるかどうかの境目はおおよそ(2)か(3)にかかってきます。
ここでノロージョの母を殴ったらどうなるか、一歩踏み出してワナがあっても大丈夫か、
通路をただやみくもに歩いていいのか、矢を打った方がいいのかなどなど。
経験を積めば、ピンチな事態になる前に対策を打てるようになるでしょう。
以下、ちょっとだけ具体例を出します。
ケンゴウ系やにぎり親方がいるフロアで、HPを回復させよう(階段を探そう)とモンスターから逃げ回るのは相当危険です。
アイテムを使ってでもその場処理が基本です。ワナや見えない敵も忘れてはいけません。
また、転ばぬ先の杖、水がれ(大部屋)の巻物がないイノシシフロアも同様です。通路の移動にはできるだけ対策を立てましょう。
なにものかやデブーチョ以上がいる場合には、特にHPにも余裕を持たせましょう。
未識別のアイテムについては、「もし○○だったら〜」と悪いアイテムを引いたときのことを考えましょう。
火ばしらの杖や火種・炎上の巻物にも注意。店内であればダメージ系杖や場所がえも。
(ちなみに、場合によってはいいアイテム(メッキや大部屋、一か八かの高とび草など)を期待するのもありです。)
これから行う動作の先にある危険を、いかに予測できるかが重要なポイントではないかと思います。